2005年06月11日

映画「ブラス!」フリューゲルって難しいですか?

 先日も書いたが、中学時代はブラバンに所属していた。ちなみに楽器はテューバである。ただ「体が大きい」という安易な理由でパートが決まった悲しき思い出である。もっとも、2,3年になって新入部員を選別する際も、基準は「ガタイのいいやつ」であったので、後輩も同じ思いをしたに違いない。
 伝統的に悲しみを量産するパート、それがテューバである。

 しかし最も悲しい思い出は、3年の時の文化祭であった。オープニング曲「アフリカ」。
なんと3年生のパートリーダーには、それぞれソロが用意されているという大盤振る舞いの曲であった。
 部活顧問が次々とソロパートを指摘していく。しかし、テューバは呼ばれない。いかに忍耐強い私でも、ユーフォニュームにまでソロが用意されていると聞いては黙っておれない。
 「先生!テューバのソロは?」私の問いに対する顧問の返答は「初っ端」。
 あぁ、神よ顧問よありがとう!テューバのソロから演奏が始まるなど、なんとした幸福であろうか。「おまかせください!一世一代のソロをお聞かせしましょう。」感激と期待で胸と鼻の穴を膨らませ叫んだ紅顔の美少年は、顧問の次の一言を聞き逃してしまった。

「・・・ね。」「は?」「だから、ぞうさんね。」「え?」意味がわからない・・・。
「だからぁ、オープニング。幕の前でお前が『ぞうさん』吹くの。そして幕が上がりながらザーン!ってアフリカの曲が始まるの。」顧問は自らの斬新なアイディアに心酔しているようである。前座あつかい・・・。しかもお笑い系。

 さて、「ブラス!」という映画をご存知であろうか?炭鉱閉鎖に直面した炭鉱夫達のブラスバンド「グライムソープ・コリアリー・バンド」の実話を基にした映画である。
 物語りもさることながら、ブラスのツボとでもいう選曲がいい。
 個人的趣向で申し訳ないが、特に始めの方で演奏される「アランフェス協奏曲」には参ってしまった。旋律を奏でるフリューゲルホルンの甘い音色。ほしい、ほしいぞフリューゲル!その音色が出せるなら、過去の悲しき記憶はさっぱり忘れ去ろう。そう思うほどにいいのであるよ。(ちなみに、本来の「アランフェス協奏曲」はギター曲です)

 んで、マウスピースの感触などすっかり忘れてしまった私に最適なのがこちら。

Flugelhorn Web Value Set


 もっともテューバとホルンでは、マウスピースはその大きさがまったく違う。経験上ホルンを吹ければテューバも何とか吹けるが、その逆は難しいのである。でもいつか買ってやる!そして習得するぞ!などとありもしない根性に期待する次第である。

posted by 中華屋 at 12:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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