2005年03月18日

「反国家分裂法」は胡錦濤の踏み絵か?

 マイクロソフト社のWordを使用する機会が多い。ところが、いまだに使いこなせずにいる。 なにせ、コイツときたらお節介な機能満載である。「ええい!勝手に文章の体裁を整えるんじゃない!」とか「この言い回しでいいんだよ!俺の文章能力に不満でもあるのか!」などとアドレナリン分泌量が臨界に達することもしばしばである。
 しかもコイツのヘルプ機能ときたら、董建華なみの無能である。「いやいや、私が聞きたいのはそういうことじゃなくてですね。言い方が悪かったのかな?ええっと、質問の意味はこういうことなんですけど・・・。」などと下手にでたにもかかわらず、何度煮え湯を飲まされたことか。家電製品の取扱説明書にも言えることだが、こういうものは理系ではなく文系の頭脳で作っていただきたい。などと、理系偏重主義に文句を言ってもしかたないが・・・。

 相変わらずタイミングを外した話題で申し訳ない。
 さる3月14日、第十期全人代第三回会議において「反国家分裂法」が採択された。これを受け米下院では早速非難決議が圧倒的多数で採択されたが、この問題で熱くなっているのは台湾と米国だけという事実を浮き彫りにしたに過ぎない。
 日本を含めたアジア周辺諸国や欧州の反応は冷静である。なぜか?
 私はこれを胡錦濤が軍に対して行ったジェスチャーだと思っている。

 江沢民から中央軍事委主席を委譲された胡錦濤が、軍を尊重すると約束した証。というより人民解放軍が胡錦濤に踏ませた「踏み絵」であると思われる。

 台湾の陳水扁総統は「独立」をトーンダウンさせているのだ。統一派の宋楚瑜とも和解し、事実上台湾の独立は遠のいた。陳水扁も胡錦濤も、国内経済の安定こそが重要課題であることに違いはない。「反国家分裂法」は「あんたらの主張もある程度飲むから、ちょっと静かにしててや。」という胡錦濤の意思表示に他ならないのである。

 人民解放軍も世代交代が進み、「イデオロギーの輸出」を信奉する古参の軍人は少なくなった。新しい世代は讃・燭塙沼・韻砲茲辰討發燭蕕気譴人ザ・蔀屬砲茲辰董・咳弔隆覿箸鮗 垢剖修掘⊆・碍从僂・發燭蕕綱C・弊験茲縫疋奪廛蠅反擦・辰討い襦別杵澄∨・縞嫉里寮験茲呂△・泙埜靴靴い里世・法」

 更に生活を向上させたいが体面や権限も維持したい軍部と、テクノクラート出身で軍にあまり接点を持たない胡錦濤が「バランス」をとった結果。それが「反国家分裂法」なのである。

中国の政治・経済をもっと知りたいという酔狂な方は、まずこちら
中国動向〈2004〉

あーウザイ!中華料理が食えれば充分!という方には
中国料理秘伝帳


 このブログを映画専門だと誤解されている向きもあるようなので、今回から記事カテゴリを細分化した。まぁ、あまり意味はないと思われるが、一応念のため報告する。

posted by 中華屋 at 22:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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